子どもが伸びる声かけ

2021年03月09日 10:00

山梨県笛吹市・甲州市の
ピアノ教室・リトミック教室
ハーモニー音楽教室です


今日は、やる気アップの方法
【子どもが伸びる声かけ】について書いてみたいと思います。


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始めに、1つ質問をさせてください。


Q、お子さまがお家でピアノの練習する時は、
      いつもどんな感じですか?

1、 自分から進んでピアノの練習をする

2、 お家の方が声かけをすると練習をする

3、 声かけをしても、なかなか練習しない


さて、お子さまはどの番号に当てはまりますか?


「うちの子は、1のように練習が大好きで自分から進んでピアノを弾いているみたい」
と言う方は、自然と練習の習慣が身についている状態です。

このままの状態をキープ出来るように、お家の方はサポートをしてあげてください。
とても良い状態ですので、今日の記事は読んでいただかなくても大丈夫ですよ。

実は、ピアノと練習の関係は、4つのタイプに分かれます。このことについては、また別の記事に書こうと思います。


今日は、2番目の
【お家の方が声かけをすると練習をする】と言うお子さま向けの記事になります。

3番目の場合は、LINEの方からお問い合わせくだされば、個別に相談にのりますよ。


「ピアノが大好きで練習も大好き!」←お子さまがこんな風になってくれると良いですよね。

ただ、今までの経験上、このような子はほんのひと握りです。
大抵は、「ピアノが大好き!でも練習あまり好きじゃない」と言う場合が多いです。

その場合、お家の方の声かけでやる気がアップすることがあります。


さて、お家の方はいつもどんな声かけをしていますか?

「ピアノの練習はしたの?」

「早く練習しなさーい」

「練習しないと〇〇できないよ」

などの声かけをしていたら、すぐに止めてください。

大人でも「〇〇したの?まだ?」と言われたら嫌な気持ちになりますよね。

あと、「〇〇しないと〇〇出来ない」と言うのは否定×否定なので、思うような効果どころか、逆にマイナスになってしまいます。

子どもは、大人以上に感性が豊かなので、声かけ一つでやる気アップにもなるし、やる気がダウンしてしまうことがあります。


─ そこで大切なのは、この3つです ─


■1つめは【考えを聞いてあげること】

なぜ練習しないのか?を聞いてあげてください。きっと、お子さまなりに意見があるはずです。

もし宿題や習い事が多いなら、一緒にどうすれば良いかを考えてあげることが出来ます。

その時に大切なことは、お子さまが話している途中で先回りして意見を言わないことです。
話終わるまでしっかり意見を聞いてあげてくださいね。

■2つめは【肯定してあげること】

もし、練習をしている時があったら

「もう弾かないの?」

「もう少し練習すれば?」

など、〇〇しないの?〇〇すればいいのに、のような否定言葉より、

「今日も〇〇ちゃんのピアノが聴けて嬉しいよ」

「お母さんも、〇〇ちゃんのように弾きたいなぁー♪」

のように、肯定的な言葉をがけをしてあげてくださいね。


■3つめは【成長を褒めること】

ピアノの練習は、コツコツと練習を積み重ねて上達していくものなので、練習不足だとなかなか成長がみられない時もあるかもしれません。

でも、その様な時でも1週間前、1ヶ月前よりも良くなったところが必ずあります。

「前よりもスラスラ弾けるようになってきたね」

「〇〇ちゃんのここが良くなったね」

など、前よりも成長したところを褒めてあげてくださいね。



【まとめ】

お家の方は、日々お仕事や家事などお忙しいと思います。
ですが、子どもの成長を一番近くで見守ることができるのはお家の方です。

レッスンが終わると「練習がんばる」と言って帰って行くので、お家で大好きなお父さん、お母さんに褒められると更にやる気もアップすると思います。

良いところをたくさん見つけて、褒めてあげてくださいね。


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